合コンを異業種交流会に変えてきた

 

先日、僕の会社の女性に誘われて合コンに行ったんですよ。

メンバーは会社の女性が趣味でやっているヨガの集まりでした。彼女を含めて女性3人が来るとのことで、僕の方にも男性メンバーを集めるよう依頼がありましたが、友人にことごとく断られ(笑)、結局男性は僕1人でチャレンジしてきました。

3対1のウハウハ状態ですね!

もうその時点で合コンの形を成していないんで、向こうもこちらも「とりあえず楽しく飲もう!次に繋げるために交流企画」という趣旨になりました。

 

お店について軽く自己紹介し、集まったメンバーの概要はこんな感じ

・50代女性…有料老人ホームで営業しているキャリアウーマンの美魔女

・30代女性…美魔女と同じ会社に務める営業女子(美魔女の後輩)

・40代女性…僕の会社の飛び切り明るい姉さんw

・そして僕…営業マン(仕事やる気ナシ)だけどうまく実績上げてる

 

僕は基本、会社の飲み会はことごとく断ってます。楽しくないし、結局仕事の話になるし、愚痴や不満をみんなで言い合っても何も生産性が無いからです。

でも今回は、会社の中でも普段から信頼している女性ですし、集まるメンバーも会社外の人だったので楽しみでした。

それと、せっかく違う会社や職種で働いている人の考え方や働き方について聞いてみたかったので、この合コンを使ってヒアリングするつもりで会話していきました。

異業種交流会に趣旨を変えてしまえ〜な感じですね。

 

ちなみに僕はメーカー勤め。主に飲料を製造し、卸を通してスーパーやコンビニに流通させています。僕の仕事はスーパーやディスカウントストア、ショッピングモールや個人店に訪問し、商品の採用などがメインの仕事。

 

今回集まった有料老人ホームの営業女子とは働き方や考え方が全く違いました。

彼女らのメインの仕事は営業なので、内容としては、入居者を探し契約すること。

僕のイメージだと、見込み客のお宅を一軒一軒訪問し、施設の説明をして契約を取ってくるみたいな。

まずそこが違いました。彼女達のお客さん(ゲストと呼んでた)は超富裕層らしい。だから、ゲストを探すのに、街のお宅を一軒一軒訪問するなんてことはしない。

集客の媒体はもちろん、ホームページや口コミからの問い合わせ、入居者の知り合いを介してなどはありますが、メインは病院からの斡旋でした。

富裕層相手なのに、手当たり次第の営業なんて効率が悪いんですよね。

だから、病院であれば、費用が高い個室で入院している患者さんの情報を得たり、ケアマネージャーとの横の繋がりを活用して、退院後の入居施設として紹介してもらえることが多いそうです。

 

マーケット的には、最初から見込み客の多いところに営業部隊が探しに行ってるんですよね。これって効率化の面でも成約率の面でも非常に良い仕組みになっているなぁと思いました。

僕の仕事が飲み物を扱っているということであれば、パワーバランス的には小さな個人店よりも大型の商業施設(イオンなど)や郊外型の大型スーパーに契約を結べばかなりの物量が入るのと同じことですね。

 

大事なのは「売りたい商品のお客さんがどこにいるかを把握すること」

うーん、これは当たり前だけど、販売の仕組み化の上では必要不可欠な点だと思いました。

 

それと、契約すれば年間で新車が買えるくらいの契約料ということなので、やはりアフターケアに非常に気を使っているとのことでした。

契約して終わり、入居して終わりではなく、大げさに言えば、ゲストが人生の残りをその施設で最後まで過ごす場所なわけです。

いかに快適に、幸せを感じ人生を終えられるかといった、ゲストの人生まで寄り添っていく必要があるんですね。

 

要するに、

入居施設を売っているわけではなく、ゲストの残りの人生の過ごし方を売っているわけです。

マーケットの視点から言えば、施設は手段。目的は快適な余生ですね。

 

だから、ゲスト本人とそのご家族との関係も深いものになるし、付き合いは仕事上のみならず、プライベートでも、人として信頼されなければいけないという話でした。

ゲストも営業女子にとっては一人の大切な家族のような捉え方になるらしいです。

 

うーん、これも素晴らしい。

営業だけど、ゲストと自分の間に信頼残高を増やして、商品(施設)のメリットじゃなくて、ゲストの残りの人生というベネフィットを販売している。

 

僕の扱う商品は消費財。飲めば無くなるもの。当たり前ですが、買った人の人生にそこまで深く関わることは出来ないです。

だから、お客さんのお店に対して商品の納品が済めば、僕の仕事はほぼ終わりなんです。買ってくれたお客さんのその後の人生まで関わることは本質的には無理な仕事なんですよね。

 

というように、扱う商品が変われば、お客さんとの関わり方ももちろん違うし、信頼の大きさ(強さ)も大きく変わってきます。

 

僕の会社と違い、お客さんの人生まで深く関わる仕事をしている彼女達の話を聞いていて、すごく尊い仕事を信念を持ってやっているなぁと思いましたね。

 

 

僕は会社の仕事以外に、自分の商品やサービスを販売しています。それを行う上で、こういった顧客満足の話だったり、メリット・ベネフィット・信頼残高の話は良く知っていました。

実際にその視点を持ってマーケティングを使いながら、いかに買ってくれたお客さんが喜ぶか・いかにその人の人生に関われるか・という考えで取り組んできました。

 

だからこそ、彼女達の話は凄く真っ当に入ってきたし、それを実践している姿に尊敬もしました。

僕は彼女達の具体的な仕事内容は詳しく分からなくても、ビジネスを通してどんな想いでお客さんと接しているかといった考え方は理解していたので、

「へー、こうやってお客さんとの信頼を増やしてるんですねー。」とか

「結局施設を売るのが目的じゃなくて、人生の豊かさに繋げてるんですよね!」などの相槌がかなり刺さったらしく(笑)、僕の評価はウナギ登りでした。

ちゃっかり全員とライン交換をし、次に会う約束も取り付けちゃいました。

 

無理な形の合コンだったけど、異業種交流会で違う職種の人の話も聞けたし、今自分がやっているビジネスについてもさらに自信を持てたし、何より女性全員と仲良くなって次に繋がったし、全てが満足できる楽しい時間を久しぶりに過ごせました。

 

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