仕事できるのにクビだってよ・・・

めっちゃ仕事できるのに解雇なんて・・・

 

これは僕の会社のリアルな話です。

 

僕の会社では営業職で契約社員の枠組みがあります。

そしてこの枠組みで働いている人が沢山います。

年代は20代が多いかと思うとそうでも無く、30代から40代が中心。

しかも結婚して家族もいる人がほとんどです。

 

仕事内容は正社員と同じで、入社から5年は雇用が約束されているんですよ。

で、5年経つと、契約社員の中で成績が上位1/3に入っている人は

無期雇用契約社員の試験を受けることが出来るんですね。

 

もちろん5年の間で辞めていく人もいますが、3年ほど続けている人は

必ずと言っていいほど、試験に合格して無期雇用になるために必死です。

 

無事、試験に通れば形は契約社員ですが、定年まで勤められるというものです。

そうなれば将来安泰、大企業に守ってもらえる立場ですよね。

 

今回、5年の満期を迎えてエリートの10人が試験を受けました。

この中には僕のよく知っている人も入っていました。

 

そして試験の結果は・・・何人が受かったかというと・・・

 

 

合格者はたった1人。

1人ですよ!!

 

はい。後の9人はあっけなく退社です。

 

契約社員という言葉のイメージから、

「所詮契約社員なんだから当然だろ?もともと会社から切られる立場なんだから。」

なんて声は聞きたくありません。

 

うちの会社はこの契約社員の営業力無くしては成り立たない事業です。

現場力がこの人達にかかっているわけです。

だから、会社も契約社員に対してはそれなりの成果を求めてきますし、

働いている人はちゃんと成果で返す精鋭部隊です。

 

転職してくる人もいますが、他の企業で成果を上げて、

この会社でチャレンジしたいからと言って入社してくる人もいるほどです。

社員だとか、契約だとかに拘らず、みんな自負を持って働いています。

 

僕はその人達の仕事ぶりを普段から見ているので、

どれだけ成果を上げているか分かっています。

 

だいたい試験を受ける権利をもらうのだってめっちゃ大変です。

大阪エリアだけでも契約社員が100人弱います。

その中で成績上位1/3に入ることの大変さ、

さらに社内での名前を売ることの大変さ(アピール上手もあるかもしれませんが)、

営業成績の他に、会社に課された沢山の基準を超えることの大変さを知っています。

その辺でフラフラ働いている社員より、よっぽど優秀な契約社員です。

 

試験を受ける権利をもらうことだって、並大抵のことではないんです。

 

僕のよく知っている人は40代で成績優秀、普段の発言や社内での立ち位置などから、

誰が見ても残して欲しい人材でした。

逆に言えば、「あの人を残さなくて誰を残すの?」くらいの人です。

 

その人も落ちました。

 

もちろん僕も納得がいかなかったです。

受かった1人を否定するわけではありませんが、

比べても知り合いの人が劣るかというとそうは思いません。

 

もちろん、試験の結果の細かい内容や、面接した役員の判断基準は分かりませんし、

僕には人事権なんて無いので、そもそも異議を唱えることなんて出来ませんが、

優秀な人材を無くしてしまうことにかなりショックを受けました。

 

たまらず上司に聞いて分かった事実

 

僕:「〇〇さん試験に落ちたんですね。あんな人が受からないなんて・・・

基準て高すぎませんか?」

上司:「そうやね・・・残念やった。〇〇さんは残って欲しかったなぁ。」

僕:「〇〇さんの仕事ぶりはみんな知っているんで、あの人がダメなら

自分なんか絶対無理じゃ無いかってモチベーション下がる人も多いと思いますよ。」

上司:「今ねぇ、会社も色んな事情があるみたいよ・・・」

 

上司もあまりハッキリ言わないので、会話の中でそれとなく聞き出した情報が

次の通りです。

 

・今後、人は減らしていく傾向にある

・すでに200%くらい飛び抜けているスーパー契約社員しか残らない(100人中100人が褒める人)

・満期で退社した分の欠員を募集することも少なくなる

・営業担当は少なくして、担当企業も減らす(行っても行かなくても良い企業は巡回しない)

ざっとこんな内容が読み取れました。

 

要するに人員削減。

業務も絞り、営業は大企業に集中させる。

 

会社の舵取りや方針はトップが決めることなので、

これが良いか悪いかは僕の知ったこっちゃ無いですが、

 

肝心なのは、「働いている人の将来。」

 

いくら契約だからといって、経験ある優秀な人がこの会社を離れることの

デメリットと、勤めた人の将来の不安を覚えました。

 

誰もが5年だけ勤めて転職すれば良いやなんて思っていません。

絶対に上に上がってやろうと思って必死に働いています。

 

でも、会社はその窓を閉じようとしている。

 

20代半ばならまだしも、僕の知り合いのように

40代で精一杯やっても契約解除になり、そこから再就職なんて酷です・・・

 

みんな会社に誠心誠意尽くして、将来に期待をかけているわけです。

でも、会社は極々一部の人しか面倒は見てくれません。

これが現実なんですよね。

 

会社に依存することの怖さ

 

良い大学を出て、良い会社に入れば将来安泰という神話はもう崩壊。

契約社員でなくても社員だって同じ。

クビ切られることを待たなくたって、今勤めている会社の経営が危なくなることだって

可能性が無いわけでは無い。

 

一生働いて給料もらって生活することが当たり前と思っていても、

突然その道が閉ざされることもある。

 

そうなった時に奥さんや子供を抱えながら、どんなに泥臭い仕事でも

選んでいる時間なんて無いわけです。

とにかく仕事を探さなければいけない。

 

もはや、会社に守ってもらうことは危険なんですよね。

俺たちは両思いだ!一生好きでいようね!なんて言っていても

突然振られて路頭に迷うみたいな・・・(笑)

 

だいたいみんな、そのような状況になってから次の道を探します。

これにはかなりのストレスや不安が伴いますよね。

 

それもまた自分の生き方。

そこまで危機感を持たず、今まで対処しなかったのも自分のせい。

 

でも、出来ればそんな状況は避けたいですね。

 

会社は一生守ってくれない。依存しすぎもよくない。

だからこそ、自分や家族の身は自分で守るしかない。

 

別に副業しろだとか、自分のビジネスを持てなんて僕は言いません。

とにかく、将来の危機感というのは、自分が身をもって実感しないとダメだということ。

 

危機感をもったのなら動くしかないですよね。

 

どうしたら危険を避けられるかを調べるのも自分の力。

調べて動くのも自分の力。

動いて結果を出すのも自分の力。

 

個人の力が必要不可欠な時代です。

 

今回の知り合いの解雇は、

そんな想いをよりハッキリと示してくれました。

 

P.S.その人はちゃんと再就職が決まりました。

あの人はどの企業も欲しいわ(笑)

 

 

 

 

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